バイオリン無料体験レッスンレポート!
バイオリン未経験の方のはじめての体験レッスンレポートです。無料体験レッスンお申し込み前の参考にしてください。
無料体験レッスンレポート②〜はじめてのバイオリン編〜
MIKIミュージックサロンで開催している「無料体験レッスン」。
楽器を習うことに興味はあるものの、さまざまな不安をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。
・体験レッスンではどんなことを教えてくれるの?
・楽器未経験なんだけど、大丈夫かなぁ?
・先生はどんな人?
など
そこで、あなたに代わって無料体験レッスンをレポートします!
第2回目は、どこかとっつきにくいイメージが否めない「バイオリン」。
前回に引き続き、某IT企業に務めるフクニシさんにレポートいただきます。
前回のサックスのレッスンを体験したことで、少し余裕が出てきたフクニシさんです。
今回、バイオリンの無料体験レッスンを行ってくれるのは渡邉恵美(わたなべめぐみ)先生。
ヤマハ大人の音楽レッスン認定講師の傍らライブ活動も続けるバイオリニストです。
レッスン冒頭、渡邉先生が演奏のデモンストレーションを披露してくれました。
曲目は『虹の彼方に』
初めて生で聴くバイオリンにフクニシさんも感動。
なお、バイオリンの音色には癒やし効果があるともいわれています。
この『虹の彼方に』を、レッスンを開始して半年から1年ほどで演奏できるようになることが当面の目標になるそうです。
まずは、バイオリンを構えることからスタート。
「意外と軽い」と感想を漏らすフクニシさんですが、同時に戸惑いも。
どう構えれば良いのか、全くわかりません。
バイオリンの裏にある肩当てを左側の鎖骨あたりに当てて、そのままバイオリンを身体に乗せます。
そして、顔は立てたまま、左を向くのですが……
フクニシさん、大苦戦!
渡邉先生に細かく指導してもらうこと数分。
続いて、弓の持ち方です。
コツは、ペットボトルを握るときのように、自然なかたちで持つこと。
実際にペットボトルを握り、その感覚を忘れないうちに弓を持ってみます。
できました!
今回のバイオリンも前回のサックス同様、無料体験レッスン用の教材に沿って行われます。
まずは、演奏者(フクニシさん)から見て右から2番目の弦を弾きます。
奏でるのはラの音。
弦に対して、弓を垂直に動かすことがポイントです。
恐る恐る弓を動かすと、きれいな音が響きました。
リズムを4拍から2拍に上げると、弓を素早く動かさなければなりません。
右ひじの上手な使い方を教えてもらいつつ、早速4本の弦すべてを使って弾いてみました。
ポイントは、ひじの角度。
左側の弦を弾くときはひじを上げ、反対に右側の弦を弾くときはひじを下げます。
これがなかなか難しい!
渡邉先生にリードしてもらいながら、なんとか4本の弦を弾き切りました。
その後は、左手の指で弦を押さえることにもチャレンジ!
人差し指で左から2番目の弦を押さえると、レの音がミの音に変わります。
最後、渡邉先生のピアノ伴奏に合わせて『喜びの歌』を演奏しました。
フクニシさんのように、バイオリン未経験者は慣れない身体の使い方や同じ姿勢を維持することに苦労されるようです。
しかし、バイオリンを構える姿勢や弓の持ち方、指の押さえ方を都度指導してくれるため、心配はいりません。
30分の無料体験レッスンが終わる頃には、バイオリンを弾く姿が随分と板に付いてきました。
また、ピアノなどと比べて楽譜が覚えやすいので、実は楽器未経験でも始めやすいそうです。
最近では、バイオリンを始める男性も増えてきているのだとか。
渡邉先生の明るい人柄もあって、無料体験レッスンは楽しい雰囲気に包まれていました。
身体の動きを意識しながら演奏するバイオリン。「おしとやか」というより「活発」な印象を受けました。
【profile】
渡邉恵美(わたなべめぐみ)
5歳よりバイオリンを始める。
大阪音楽大学器楽学科弦楽器専攻卒業。
これまでにバイオリンを、鳥越薫、山名公子、前橋汀子、室内楽を上塚憲一、各氏に師事。
混声合唱団はもーるKOBEソロヴァイオリン、アンサンブル堺エキストラ等で演奏。
現在、ヤマハPMS音楽教室バイオリン講師をしながら、バンド活動など様々なジャンルで演奏している。
Writer:権藤将輝